月刊コマーシャル・フォト別冊 『PHOTOGRAPHERS FILE 2009』に掲載されています。(見開き2P)
(玄光社 WEBサイトより転載)
現在、広告、エディトリアル、ファッション、音楽などのさまざまなジャンルで活躍するフォトグラファーの最新作を、プロフィールとともに掲載したビジュアルインデックスです。
広告制作、雑誌編集でのスタッフィングに、また、今現在の日本のコマーシャル・フォトが総覧できる一冊としてご活用下さい。

会場は青山のVelours。
お店に入って3分後。昨日、広告タイアップの撮影でお会いしたブランド、ME JANEのデザイナー&プレスのおふたりとドリンクカウンターにて、ばったり遭遇。
「ああ~!?」 撮影中は超真面目モードだったので、プライベートな時に見つかってちょっとだけ恥ずかしい気分...。でもお会いできて嬉しかった。一緒に記念撮影。
スタイリストのJun君とも会う。春からバロックジャパンの新ブランドのディレクターになるらしい。知ってる雑誌モデルも何人か来てた。
イベント自体は雨と強風にもかかわらず、超満員。
ちょっとだけ顔を出すつもりがいろいろ話し込んでしまい、お店を変えて新宿で...結局朝まで。
最後は仕事のこととか、熱いトークで盛り上がる。
マサル君は、途中で帰ってしまったのか、会えなかったのが残念だったけど...。
玉置さんは、マネジメントに対してすごく熱い気持ちを持ってるな~と思う。
楽しい夜だった。
『Les quatre Elements』
photographer EIJI × 照井智己(服飾造形作家) のコラボレーション展です。
(案内文より 転載)
火の精霊サラマンダー (Salamander)、水の精霊ウンディーネ(Undine)、風の精霊シルフィード(Sylphid)、大地の精霊ノーム(Gnome)、この世界の創世を司る四大精霊をテーマにしたオートクチュールドレスと写真とのコラボレーション展が開催されます。
四大精霊とは、西洋の四大元素説に基づいており、物質は、火、水、土、空気の四元素から成り、それらを結合させる『愛』と分離させる『争い』があります。それにより、集合離散をくりかえしますが、この4つの元素は新しく生まれることもなく、消滅することもないのです。
この四大精霊の顕在化したもの、そしてその果てにあるもの…
実際ご来場頂き、そのすべてを是非ご覧ください。
日時 2009年3月31日(火)~4月5日(日)
11:00~18:00(初日14:00~、最終日~17:00)
場所 H.A.C.Galley
東京都南青山2-11-15 セピア絵画館B1F
みんなで手足を持ち上げ、ソファの上に寝かせている。僕はやや席が遠かったので気付いたのが少し遅く、傍観者になるしかなかった。
救急車って待ってる間は長く感じるもんだな。隊員も意外とのんびり車両を降り、てくてくと歩いてくる。まるでガスメーターの点検か何かのようで、あまり緊張感はなかった。
やがてタンカが運ばれ、気を失った人が持ち上げられ運ばれる。ひとりで来ていたから付き添いはいない。
運ばれたあとは、わりと事務的に、店員がササッとテーブルをもとあった位置に並べ替えて、ほんの15分後には、まるで何事もなかったかのようだ。
あぁ何だか東京ってやはり変な街だなと思う。
先日はプロラボ(現像所)、今日はスタジオが、朝からうちに営業にきた。
やっぱり不景気なので厳しいんだろうか。
夕方、写真家の所幸則さんと銀座キヤノンギャラリーへ。
松本コウシさんの写真展「泳ぐ夜」を見に行く。
ふたりは大阪芸大の同期生とのこと。松本さんの写真は、以前からWEBサイトで拝見していて、今月号の日本カメラにも巻頭ページに作品が掲載されていたのを見ていた。
『夜』をテーマとした写真は、欧米ではナイト・フォトというひとつのジャンルとして確立されているらしい。
そういう意味では、僕も確実にナイト・フォトグラファーのひとりなわけで、夜つながりということで面識がまったくないにも関わらず、一方的に親近感を抱いていた。
普段は大阪在住とのことだが、ぜひお会いできるならと思っていたところ、ご本人はギャラリーに在廊中。プリントを一点一点見てまわる。
松本コウシさんは、夜をずっと撮り続けている人で、たぶん日本の『夜写真』の第一人者だろう。
と...簡単に言ってしまったけれど、ひとつのテーマを何十年も追いかけることがどれだけすごいか。
自分が写真の世界に入ってみて、最近つくづく思う。
今回の展示は風景の他に、出会った人のポートレートなどで構成されていた。
ポートレート(人物写真)って、撮った人の人柄がでるから面白い。
今日はあまりお話しできなかったが、またあらためてお会いできればと思う。
現在発売中の日本カメラ3月号120Pに『フォトグラファーズ・サミット』の取材記事が掲載されています。(モノクロ1ページ)
書店にてご覧ください。
照明は暗めのラウンジバーで、素敵な雰囲気のお店。西麻布の交差点の近くだけど、ちょっと奥まった場所にあるので隠れ家的な雰囲気の場所だ。来るのは2回目。
とりあえず赤ワインをオーダー。
一杯目を乾杯し、さっそく店内に飾られた写真を見て回る。
アクリルにプリントした大きな写真が、いくつも壁面に飾られている。
「どう思う?」
撮影はデジタルですかね?シノゴですかね?
さぁどっちでもいいんじゃない。
まぁたしかに...。こういう写真だと見分けがつきませんね...。
一枚一枚のクオリティの高い、計算された完成度を目指す写真は、精密記録性というのがとても大事になる。だから僕はプリントの精度というか、細かい部分の肌のキメ感やまつ毛の感じなど、そういった細かい要素に、作家の意図がどれくらいあるかということを丁寧に見る。
そうですね~。真面目な話すると...。一番手前の写真はいいけど、他はどこかで見たことある気がしますよね。
フォトグラファーとヘアメイクのコラボだからというのもあるけど、メイクをうまく見せよう、というのはわかる。作品のクオリティは充分高かった。けど残念ながら、外国人にメイクをして、きれいにライティングしてという撮り方は王道だけど、でも何かが欠けているように思う。
写真の展示方法など、見せ方も文句のつけようがない。
こういう写真を撮っていれば、ビューティやファッションの仕事はそれなりに来ますよね。
いわゆる商業フォトグラファーとしては、完全に合格点。
でも残念ながら、それを超えるものではなかった。
「そうだね~僕も同じこと思ってた。
たぶんヨーロッパでは通用しないだろうね」
飲みながらみんなで写真の話などする。
同行した服飾作家さんと会うのは4ヶ月ぶりかな?来月、これまた僕の知人のフォトグラファーと一緒に撮影した作品の写真展を行なうらしい。
どんな作品に仕上がるのか、楽しみだ。
要するに、発表するっていうのは批評されるっていうことですからね、という話をする。
今日は僕も写真を見ながら率直な意見を言った。矛盾するけど、完璧な完成度を求めすぎなくてもいいんじゃないか、というのも本音だったりする。
やりたいことを自由にやればいい。批評されるからこそ面白いわけだし、みんな、いま出来ることを最大限やるしかないわけで。
その後、現代美術アーティストのKirukuさん、水中写真家の杏橋幹彦さんも合流。
楽しい夜だった。
午前中は千駄ヶ谷、飯田橋などでメインカットをロケ、午後からスタジオで撮る。
男女ひとりずつのモデルで、スーツなどフォーマルな服は久しぶりだったけど、堅苦しくなりすぎず、楽しい雰囲気で撮影できたと思う。
ちなみに最近、納期がすごくタイトな仕事の場合、撮影終了後、その場で低解像度のデータを渡して、後日、最終的に仕上げた写真を納品するケースも多い。
今日はデジタルの撮影だったので、モードはRAW+JPG。ちなみに僕の場合、撮影後のフィニッシュワーク、レタッチはLightroomからPhotoshopへ、というパターンに完全になりつつある。Lightroomの使いやすさは使った人にしかわからないけど、CS4になってからはシームレスに連携できるのが強み。
惜しいのは、午前中ずっと曇りで、もう少しだけ光の条件がよかったらなぁ、ということ。
自然光の表現、これは何にも代えられないものなので。
色温度等をいじりながら、そもそも『光』を知っているかどうか、つまり写真を知っているかどうかが一番大事なんだな、という基本的なことを真面目に考えてしまった。
当たり前のようにやっているけど、じつはすごいことだったんだと、いまさらながらひとりで感心する。
そういう意味では、銀塩ポジ時代に散々フィルターワークをやった経験が生きているわけで。
いろいろと、奥が深い。
作品WEBサイトはこちら
http://www.atsushiyamada.com
<プロフィール>
写真家。95年渡豪、路上の人々を撮り始める。帰国後、フリーランスへ。ファッション、グラビア、広告など幅広く活躍中。
富士フォトサロン新人賞2006受賞。
月刊コマーシャルフォト『100 PHOTOGRAPHERS』選出 (2007,2008)
月刊コマーシャルフォト別冊『PHOTOGRAPHERS FILE』掲載 (2009,2010)
その他、各メディアにて作品掲載多数。

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夜の喧噪、クラブシーン、雑踏、日常を膨大なカット数で綴り、富士フォトサロン新人賞を受賞した作品がついに写真集として発売。
選考委員から絶賛された気鋭の写真家が、自身の原点となるストリートで巡りあう、一瞬のシャッターチャンスに挑む。混沌、エロス、すべてを内包し、感性を揺さぶる本作品は、生きる、ということそのもののメッセージである。山田敦士 衝撃のデビュー作。
<帯文より>
この写真集を最後まで見た後、僕は人間の『生』を感じました。
一人一人の人生が、この中に沢山詰まっています。
人生とは、本当に素晴らしいものです。
MATSU (EXILE)
過去撮影したArtists/タレント
新垣結衣,岩佐真悠子,小倉優子,木村コウ,川村カオリ,倖田來未,甲本ヒロト,小西康陽,櫻井翔,佐藤隆太,スザンヌ,スピードワゴン,鈴木亜美,田島貴男(ORIGINAL LOVE),田中知之,戸田恵梨香,野本かりあ,福富幸宏,藤木直人,ヒカル(BOUNTY HUNTER),宮崎あおい,矢口真里,Base Ball Bear,EMMA,EXILE,Hi-Fi CAMP,JAFROSAX,JESSE,KEN ISHII,MOTOAKI,m-flo,RAM RIDER,Rio,UNDERGRAPH,UZUMAKI 他多数
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