写真家、山田敦士 (ヤマダアツシ) 日々の活動。
Posted by Atsushi Yamada - 2010.09.27,Mon
ハイフォトジャパンというWEBサイトで取材を受けました。
http://www.h-pj.com/
事務所に編集、ライターさん、カメラマンさんの3人で来て頂いて、気がついたら4時間近く話していた。
「そんなにしゃべって疲れませんか?」と言われて、たしかに...と思う。
(長くなってしまって失礼しました)
とくにライターの佐々さんは、たくさんの言葉を真摯に聞いて頂いて、すごく丁寧に取材をして頂きました。最後もいくつか質問をされたけど、その場ではうまく答えられなかったことがあり、整理するために、ブログに書いてみます。
「山田さんの写真は、祭りのあとみたいに、ときどき寂しさを感じる気がするんです」
じつは、撮っている本人の僕としてはあまり自覚しているわけではなかったりして、写真の中のスナップ性はすごく意識しているけど、感傷的な要素だとか、こう見てほしいという計算をできるだけ排したいという気持ちがある。
感傷的なもの=アート性だったりするんだけど、そういった作為的な感情や主観を排して、人の心に近づく写真を撮れるかどうか。
内面的な写真って、他の人の作品として鑑賞する分にはいいけど、自分でファインダーをのぞいていざ撮ろうとすると、どうもウェットに感じてしまって、僕が撮らなくてもいいかなと思うし。
ただ、佐々さんの感じてくれたこと、ご指摘はきっと正しいんですよね。
人は、混沌としたものや猥雑なものの中に、美しさを見たり、
そしてまた、
楽しいものの中に、ふとした切なさを感じる。
こういうことってきっと、たぶん人生そのものなんです。
僕は写真を撮りながら、ずっと「お祭り」の中にいたいなって気持ちがある。
みんな毎日、楽しいことがあって、ずっと楽しさが続けばいいなって思うけど、それって人生の不可能性というか、ある意味、絶対に無理なわけです。
だけど、その壁を超えていこうという、意志の力というか、そういったものが写真に写ったらいいなというのがあって。
僕の写真を見てくれた人が、元気になってほしいなという気持ちが、伝わるんじゃないかと。
なぜかというと、そこに写っているのは人々の息づかいであり、だからこそ写真を見てくれた人自身の人生と重なり、オーバーラップするんだと思います。
そういったところが、写真の面白さのひとつでもあるんですよね。きっと。
-その2へ続く-
記事アップ日は、2010年10月後半~11月を予定とのことです。
詳細が決まったら、またブログでご報告します。
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プロフィール
HN:
Atsushi Yamada
性別:
男性
職業:
写真家
自己紹介:
生きること。その一瞬の輝きを、写真で伝えていきたいと思っています。
作品WEBサイトはこちら
http://www.atsushiyamada.com
<プロフィール>
写真家。95年渡豪、路上の人々を撮り始める。帰国後、フリーランスへ。ファッション、グラビア、広告など幅広く活躍中。
富士フォトサロン新人賞2006受賞。
月刊コマーシャルフォト『100 PHOTOGRAPHERS』選出 (2007,2008)
月刊コマーシャルフォト別冊『PHOTOGRAPHERS FILE』掲載 (2009,2010)
その他、各メディアにて作品掲載多数。
1st 写真集『LOVE!LIFE!LIVE!』
全国書店にて発売中
(160P 1500円・税別)
送料無料! 画像をクリック
~Amazon 紹介文より~
夜の喧噪、クラブシーン、雑踏、日常を膨大なカット数で綴り、富士フォトサロン新人賞を受賞した作品がついに写真集として発売。
選考委員から絶賛された気鋭の写真家が、自身の原点となるストリートで巡りあう、一瞬のシャッターチャンスに挑む。混沌、エロス、すべてを内包し、感性を揺さぶる本作品は、生きる、ということそのもののメッセージである。山田敦士 衝撃のデビュー作。
<帯文より>
この写真集を最後まで見た後、僕は人間の『生』を感じました。
一人一人の人生が、この中に沢山詰まっています。
人生とは、本当に素晴らしいものです。
MATSU (EXILE)
過去撮影したArtists/タレント
新垣結衣,岩佐真悠子,小倉優子,木村コウ,川村カオリ,倖田來未,甲本ヒロト,小西康陽,櫻井翔,佐藤隆太,スザンヌ,スピードワゴン,鈴木亜美,田島貴男(ORIGINAL LOVE),田中知之,戸田恵梨香,野本かりあ,福富幸宏,藤木直人,ヒカル(BOUNTY HUNTER),宮崎あおい,矢口真里,Base Ball Bear,EMMA,EXILE,Hi-Fi CAMP,JAFROSAX,JESSE,KEN ISHII,MOTOAKI,m-flo,RAM RIDER,Rio,UNDERGRAPH,UZUMAKI 他多数
本ブログ内にて、他のサイトから画像および、情報を流用させて頂いている場合があります。(写真展情報等) その際には記事内にリンクおよび、画像転載の旨を明記しています。著作権、肖像権には極力配慮して制作しています。
(C) Atsushi Yamada Photography 2007-2010 All Rights Reserved.
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月刊コマーシャルフォト『100 PHOTOGRAPHERS』選出 (2007,2008)
月刊コマーシャルフォト別冊『PHOTOGRAPHERS FILE』掲載 (2009,2010)
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1st 写真集『LOVE!LIFE!LIVE!』
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夜の喧噪、クラブシーン、雑踏、日常を膨大なカット数で綴り、富士フォトサロン新人賞を受賞した作品がついに写真集として発売。
選考委員から絶賛された気鋭の写真家が、自身の原点となるストリートで巡りあう、一瞬のシャッターチャンスに挑む。混沌、エロス、すべてを内包し、感性を揺さぶる本作品は、生きる、ということそのもののメッセージである。山田敦士 衝撃のデビュー作。
<帯文より>
この写真集を最後まで見た後、僕は人間の『生』を感じました。
一人一人の人生が、この中に沢山詰まっています。
人生とは、本当に素晴らしいものです。
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