写真家、山田敦士 (ヤマダアツシ) 日々の活動。
Posted by Atsushi Yamada - 2008.11.01,Sat
Comments
無題
今回の試みには賛成です。写真をもっと気軽に「買う」または「飾る」そんな市場が日本にもできると良いですね。写真を好きで撮る事の好きな人間としては。
自分も今回伺いましたが、見せ方が大事ではと思いながら見せていただきました。
デザインフェスタなどのブースの中での企画だったら、あの感じでいいかもしれないのですが、写真を売るイコール飾る(投資目的を除く)が基本だと、飾り方の提案に次回から力をいれてみるのも良いかもしれませんね。
そんな事を現場で感じました。蚊帳の外からのコメント失礼いたします。
自分も今回伺いましたが、見せ方が大事ではと思いながら見せていただきました。
デザインフェスタなどのブースの中での企画だったら、あの感じでいいかもしれないのですが、写真を売るイコール飾る(投資目的を除く)が基本だと、飾り方の提案に次回から力をいれてみるのも良いかもしれませんね。
そんな事を現場で感じました。蚊帳の外からのコメント失礼いたします。
無題
>sir-stephenさま
sir-stephenさんはじめ、多数の方々に賛同いただき今回のイベントは成功に終わりました。
ありがとうございました。
でもじつは、批判の声もありました。
「3000円で写真を売るとは何事だ」
要するに、単価を落とすな、という理由です。
新聞を見て来場された方は、きわめて代表的な、一般の客層だったと思います。
多数のファイルを見て「写真って、買えるものなんだ」
まず、一般の方々に対してのアプローチは、そこからなんですよね。
部屋に飾ったり、誰かに送るために購入する。
買い物のついでにふらっと立ち寄った方や、新聞を見て来場された方には、そんな感覚はまったくなかったと思います。
その反面、目黒駅から離れたコスモスギャラリーの、あの立地条件で、2週間で400枚も売れたという事実。みなさん心の底では「写真がほしい」という気持ちはあるわけですね。
では、タダなら何でもいいかというと、決してそんなことはない。
お金が多少かかっても「自分だけの、お気に入りの一枚をほしい」
これこそがきっと"アートを買う"ということなんですね。
つまり、写真家とギャラリーが一体になり、きちんとマーケットを育てていく努力をすれば、アート写真には飛躍の余地があると思いました。潜在的な需要は、あるのだから。
そういった『事実』を知ったことは、大きな前進でした。
ただ、現状を劇的に変えるには、今回のShINC「ましょ展」のように思い切った試みが必要だと思います。でなければきっとこの先、10年、20年、「写真が売れる」という風にはならないので。
あるキュレーターの話では、黙っていても作品が売れるのは、日本では3人しかいない、とのことでした。(その3人が誰かは、ここでは書きませんが)
見せ方に関しては、sir-stephenさんがおっしゃるとおりで、再考の余地があるとは思います。たくさんのファイルからお気に入りの一枚をじっくり見つけ出すには2時間はかかるので。
もちろん、その過程が楽しい、という方も多数いらっしゃいますし、中古レコード見本市などの感覚に近いのかもしれません。
ただ、作品を壁に展示し、販売する形が望ましいかは、議論があったりします。
現場に来れない、郵送参加が多数あるのと、壁に貼ってあるものを、自分の所有物として購入する形式が日本人にはなじまないのではないか、ということです。
(欧米と違い、展示を専門に行なうメーカー系のギャラリーや、作家からの賃料で運営する貸しギャラリーが一般的な日本では、作品は買うものではなく、見るものだ、という文化的な違いも大きいのでしょう)
今後、よりよい形を目指していきたいと思っていますので、いろいろとご意見をいただければと思います。
次回は違った形になるかもしれませんが、蚊帳の外と言わず、是非もっと深くご参加ください。ShINCは、誰もが参加できるプロジェクトですので。
僕も、最終日に数枚の写真を購入し、壁に飾っています。
なんだか、ふとした時に目にすると、ちょっと嬉しい。
この感覚を、ひとりでも多くの方に知って頂きたいと思います。
sir-stephenさんはじめ、多数の方々に賛同いただき今回のイベントは成功に終わりました。
ありがとうございました。
でもじつは、批判の声もありました。
「3000円で写真を売るとは何事だ」
要するに、単価を落とすな、という理由です。
新聞を見て来場された方は、きわめて代表的な、一般の客層だったと思います。
多数のファイルを見て「写真って、買えるものなんだ」
まず、一般の方々に対してのアプローチは、そこからなんですよね。
部屋に飾ったり、誰かに送るために購入する。
買い物のついでにふらっと立ち寄った方や、新聞を見て来場された方には、そんな感覚はまったくなかったと思います。
その反面、目黒駅から離れたコスモスギャラリーの、あの立地条件で、2週間で400枚も売れたという事実。みなさん心の底では「写真がほしい」という気持ちはあるわけですね。
では、タダなら何でもいいかというと、決してそんなことはない。
お金が多少かかっても「自分だけの、お気に入りの一枚をほしい」
これこそがきっと"アートを買う"ということなんですね。
つまり、写真家とギャラリーが一体になり、きちんとマーケットを育てていく努力をすれば、アート写真には飛躍の余地があると思いました。潜在的な需要は、あるのだから。
そういった『事実』を知ったことは、大きな前進でした。
ただ、現状を劇的に変えるには、今回のShINC「ましょ展」のように思い切った試みが必要だと思います。でなければきっとこの先、10年、20年、「写真が売れる」という風にはならないので。
あるキュレーターの話では、黙っていても作品が売れるのは、日本では3人しかいない、とのことでした。(その3人が誰かは、ここでは書きませんが)
見せ方に関しては、sir-stephenさんがおっしゃるとおりで、再考の余地があるとは思います。たくさんのファイルからお気に入りの一枚をじっくり見つけ出すには2時間はかかるので。
もちろん、その過程が楽しい、という方も多数いらっしゃいますし、中古レコード見本市などの感覚に近いのかもしれません。
ただ、作品を壁に展示し、販売する形が望ましいかは、議論があったりします。
現場に来れない、郵送参加が多数あるのと、壁に貼ってあるものを、自分の所有物として購入する形式が日本人にはなじまないのではないか、ということです。
(欧米と違い、展示を専門に行なうメーカー系のギャラリーや、作家からの賃料で運営する貸しギャラリーが一般的な日本では、作品は買うものではなく、見るものだ、という文化的な違いも大きいのでしょう)
今後、よりよい形を目指していきたいと思っていますので、いろいろとご意見をいただければと思います。
次回は違った形になるかもしれませんが、蚊帳の外と言わず、是非もっと深くご参加ください。ShINCは、誰もが参加できるプロジェクトですので。
僕も、最終日に数枚の写真を購入し、壁に飾っています。
なんだか、ふとした時に目にすると、ちょっと嬉しい。
この感覚を、ひとりでも多くの方に知って頂きたいと思います。
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プロフィール
HN:
Atsushi Yamada
性別:
男性
職業:
写真家
自己紹介:
生きること。その一瞬の輝きを、写真で伝えていきたいと思っています。
作品WEBサイトはこちら
http://www.atsushiyamada.com
<プロフィール>
写真家。95年渡豪、路上の人々を撮り始める。帰国後、フリーランスへ。ファッション、グラビア、広告など幅広く活躍中。
富士フォトサロン新人賞2006受賞。
月刊コマーシャルフォト『100 PHOTOGRAPHERS』選出 (2007,2008)
月刊コマーシャルフォト別冊『PHOTOGRAPHERS FILE』掲載 (2009,2010)
その他、各メディアにて作品掲載多数。
1st 写真集『LOVE!LIFE!LIVE!』
全国書店にて発売中
(160P 1500円・税別)
送料無料! 画像をクリック
~Amazon 紹介文より~
夜の喧噪、クラブシーン、雑踏、日常を膨大なカット数で綴り、富士フォトサロン新人賞を受賞した作品がついに写真集として発売。
選考委員から絶賛された気鋭の写真家が、自身の原点となるストリートで巡りあう、一瞬のシャッターチャンスに挑む。混沌、エロス、すべてを内包し、感性を揺さぶる本作品は、生きる、ということそのもののメッセージである。山田敦士 衝撃のデビュー作。
<帯文より>
この写真集を最後まで見た後、僕は人間の『生』を感じました。
一人一人の人生が、この中に沢山詰まっています。
人生とは、本当に素晴らしいものです。
MATSU (EXILE)
過去撮影したArtists/タレント
新垣結衣,岩佐真悠子,小倉優子,木村コウ,川村カオリ,倖田來未,甲本ヒロト,小西康陽,櫻井翔,佐藤隆太,スザンヌ,スピードワゴン,鈴木亜美,田島貴男(ORIGINAL LOVE),田中知之,戸田恵梨香,野本かりあ,福富幸宏,藤木直人,ヒカル(BOUNTY HUNTER),宮崎あおい,矢口真里,Base Ball Bear,EMMA,EXILE,Hi-Fi CAMP,JAFROSAX,JESSE,KEN ISHII,MOTOAKI,m-flo,RAM RIDER,Rio,UNDERGRAPH,UZUMAKI 他多数
本ブログ内にて、他のサイトから画像および、情報を流用させて頂いている場合があります。(写真展情報等) その際には記事内にリンクおよび、画像転載の旨を明記しています。著作権、肖像権には極力配慮して制作しています。
(C) Atsushi Yamada Photography 2007-2010 All Rights Reserved.
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写真家。95年渡豪、路上の人々を撮り始める。帰国後、フリーランスへ。ファッション、グラビア、広告など幅広く活躍中。
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その他、各メディアにて作品掲載多数。

1st 写真集『LOVE!LIFE!LIVE!』
全国書店にて発売中
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夜の喧噪、クラブシーン、雑踏、日常を膨大なカット数で綴り、富士フォトサロン新人賞を受賞した作品がついに写真集として発売。
選考委員から絶賛された気鋭の写真家が、自身の原点となるストリートで巡りあう、一瞬のシャッターチャンスに挑む。混沌、エロス、すべてを内包し、感性を揺さぶる本作品は、生きる、ということそのもののメッセージである。山田敦士 衝撃のデビュー作。
<帯文より>
この写真集を最後まで見た後、僕は人間の『生』を感じました。
一人一人の人生が、この中に沢山詰まっています。
人生とは、本当に素晴らしいものです。
MATSU (EXILE)
過去撮影したArtists/タレント
新垣結衣,岩佐真悠子,小倉優子,木村コウ,川村カオリ,倖田來未,甲本ヒロト,小西康陽,櫻井翔,佐藤隆太,スザンヌ,スピードワゴン,鈴木亜美,田島貴男(ORIGINAL LOVE),田中知之,戸田恵梨香,野本かりあ,福富幸宏,藤木直人,ヒカル(BOUNTY HUNTER),宮崎あおい,矢口真里,Base Ball Bear,EMMA,EXILE,Hi-Fi CAMP,JAFROSAX,JESSE,KEN ISHII,MOTOAKI,m-flo,RAM RIDER,Rio,UNDERGRAPH,UZUMAKI 他多数
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