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写真家、山田敦士 (ヤマダアツシ) 日々の活動。
Posted by - 2017.10.18,Wed
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Posted by Atsushi Yamada - 2008.09.09,Tue


先日、あるアートディレクターにお会いした。

雑誌や写真集のアートディレクションを多数手がける著名な方で、以前から何度か写真を見てもらっている。まだ東京に来たばかりで、これからフリーでやっていけるのか迷っていた頃、作品を評価してもらい、すごく自信がついた覚えがある。

「君は、あまり人の意見を聞かない方がいいよ」と言われ、はっとした。
自分が好きなものを撮り、好きなように発表した方がいい。
それがいまは仮に主流ではなくても、ひとつの流れをつくっていくんだよ。

土門拳の名作と言われる「筑豊のこどもたち」の初版本は当時、ザラ紙で印刷され、100円で発売された。いわゆるフリーペーパーに近いものだ。
カッチリとした写真がまだまだ主流だった時代に、リアリズムを追求したインディーズの写真集が手売りに近い形で売れることは誰も予想ができなかったらしい。

いまでは伝説となっている写真同人誌「プロヴォーク」も、発刊時の評価は冷ややかだったという話は、当時を知る複数の人から聞いたことがある。「むしろ馬鹿にされてたんじゃないかな?」という人もいるぐらいだ。

もちろん誰の意見も聞かないのはただのバカだ。特に、仕事の撮影は被写体やクライアントがあってのこと。現場では高いコミュニケーション能力や協調性が求められる。
だけど表現者としては、時折バカになることも必要だ。
好きなように撮った方がいい。だけど発表の仕方や、手法については考えた方がいいだろうね。
という言葉にもなるほどと思う。

昨年末、出版した僕の1st写真集『LOVE! LIFE! LIVE!』は、ちょうど去年の今頃、出版が決まり、全国の書店に並ぶまで約4ヶ月。全力疾走だったが、それまでの準備期間は長い時間がかかっている。撮影に約一年、その後、富士の新人賞を受賞し、国内3会場での写真展から出版までが約一年。これは、音楽CDで言うとアルバム制作に近いイメージだ。

長く時間のかかるプロジェクトだけでなく、手法を変えて、シングルCDのような発表の形をいろいろと考えていきたい。
そういう意味でも、今月末開催する第2回目の「カメラマンサミット」というイベントはLIVEに近いものだ。まったく方向性の違うフォトグラファーの作品を見ることはとても刺激になり、緊張感もある。いろいろと面白くなればいいと思う。

LOVE! LIFE! LIVE! Amazon 取り扱いページ

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プロフィール
HN:
Atsushi Yamada
性別:
男性
職業:
写真家
自己紹介:
生きること。その一瞬の輝きを、写真で伝えていきたいと思っています。

作品WEBサイトはこちら
http://www.atsushiyamada.com


<プロフィール>
写真家。95年渡豪、路上の人々を撮り始める。帰国後、フリーランスへ。ファッション、グラビア、広告など幅広く活躍中。
富士フォトサロン新人賞2006受賞。
月刊コマーシャルフォト『100 PHOTOGRAPHERS』選出 (2007,2008)
月刊コマーシャルフォト別冊『PHOTOGRAPHERS FILE』掲載 (2009,2010)
その他、各メディアにて作品掲載多数。


1st 写真集『LOVE!LIFE!LIVE!』
全国書店にて発売中
(160P 1500円・税別)
送料無料! 画像をクリック

~Amazon 紹介文より~
夜の喧噪、クラブシーン、雑踏、日常を膨大なカット数で綴り、富士フォトサロン新人賞を受賞した作品がついに写真集として発売。
選考委員から絶賛された気鋭の写真家が、自身の原点となるストリートで巡りあう、一瞬のシャッターチャンスに挑む。混沌、エロス、すべてを内包し、感性を揺さぶる本作品は、生きる、ということそのもののメッセージである。山田敦士 衝撃のデビュー作。

<帯文より>
この写真集を最後まで見た後、僕は人間の『生』を感じました。
一人一人の人生が、この中に沢山詰まっています。
人生とは、本当に素晴らしいものです。
MATSU (EXILE)


過去撮影したArtists/タレント
新垣結衣,岩佐真悠子,小倉優子,木村コウ,川村カオリ,倖田來未,甲本ヒロト,小西康陽,櫻井翔,佐藤隆太,スザンヌ,スピードワゴン,鈴木亜美,田島貴男(ORIGINAL LOVE),田中知之,戸田恵梨香,野本かりあ,福富幸宏,藤木直人,ヒカル(BOUNTY HUNTER),宮崎あおい,矢口真里,Base Ball Bear,EMMA,EXILE,Hi-Fi CAMP,JAFROSAX,JESSE,KEN ISHII,MOTOAKI,m-flo,RAM RIDER,Rio,UNDERGRAPH,UZUMAKI 他多数

本ブログ内にて、他のサイトから画像および、情報を流用させて頂いている場合があります。(写真展情報等) その際には記事内にリンクおよび、画像転載の旨を明記しています。著作権、肖像権には極力配慮して制作しています。

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