忍者ブログ
写真家、山田敦士 (ヤマダアツシ) 日々の活動。
Posted by - 2024.04.27,Sat
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

Posted by Atsushi Yamada - 2009.06.16,Tue





本日は終日、ファッション撮影。

朝から都内ロケ、その後スタジオへ。

梅雨の晴れ間で、雨が降らなくてよかった。

スタジオ撮影がはじまった夕方から、天気が崩れる。

ここ数年、外ロケの時はなぜかほとんど雨が降らない。

あんまりイメージとあわないけど、じつは晴れ男だったりする。


撮影終了後、スタジオをそのまま借りて、デジタルカメラで動画撮影のテスト。

フォトグラファーズ・サミットのスタッフのひとり、フォトグラファーの渡辺伸次さんが機材を持って来てくれて、レクチャーしてくれた。

ほんとに感謝。

Nikon D90と、いま話題になっているRedrock Micro、カメラクレーンとドリー台の組み合わせ。


カメラセットを組むだけで小一時間。

まるで大型プラモデルだ。


あとは、忘れないように自分的メモになるけど...。

映像確認用のHD液晶モニタは必須。

被写界深度の浅いやわらかいボケ味が、『なぜデジタルカメラで動画撮影するか』という大きな魅力のひとつだけど、カメラ背面の液晶ではピントの確認ができない。

5D MkIIではなく、Nikon D90を使う理由は、よりフィルムルックな画が撮れるから。だけど、マニュアルカメラ時代にちょっとだけNikonを触った以外、ずっとCanon派だった僕にはNikonのデジカメの操作感覚はまったく理解不能。この点、全然追いつけてないな...と反省する。

まず、D90の操作方法から覚えないと。


蛍光灯下ではフリッカー(ちらつき現象)が生じるので、動画撮影時にはフリッカーが出ない露出でAEロックをかける。このポイントを見つけるのが、慣れるまでちょっと難しい。


F値を絞れば、ピントのあったパンフォーカスっぽい画は撮れるけど、それだとデジタルカメラの特性がでないので、できるだけ開放に近い絞り値で撮る。露出補正をかける時に、開放だと不便なのでひと絞りぐらい絞った方が(F2.8のレンズの場合、F4ぐらい)、操作しやすいみたいだ。

レンズ側で絞りを調整するNikonの方がメリットがあるかもしれない。


こういう映像が撮りたいと思った時に、イメージに近づけるための技術は絶対必要になる。もっと機材に慣れないといけないと思った。写真に近い気がする。

となると、編集は暗室作業のようなものかもしれない。

クレーンを使ってグリングリン動かしてみたものの、さっぱりいい画が撮れなかった。難しいな。でも、はじめてカメラを触った時の、まったく自分が使いこなせてない感覚を久々に味わえて楽しかった。

伸次さんありがとう。

拍手[0回]

PR
Comments
Post a Comment
Name :
Title :
E-mail :
URL :
Comments :
Pass :   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
TrackBack URL
TrackBacks
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
フリーエリア
プロフィール
HN:
Atsushi Yamada
性別:
男性
職業:
写真家
自己紹介:
生きること。その一瞬の輝きを、写真で伝えていきたいと思っています。

作品WEBサイトはこちら
http://www.atsushiyamada.com


<プロフィール>
写真家。95年渡豪、路上の人々を撮り始める。帰国後、フリーランスへ。ファッション、グラビア、広告など幅広く活躍中。
富士フォトサロン新人賞2006受賞。
月刊コマーシャルフォト『100 PHOTOGRAPHERS』選出 (2007,2008)
月刊コマーシャルフォト別冊『PHOTOGRAPHERS FILE』掲載 (2009,2010)
その他、各メディアにて作品掲載多数。


1st 写真集『LOVE!LIFE!LIVE!』
全国書店にて発売中
(160P 1500円・税別)
送料無料! 画像をクリック

~Amazon 紹介文より~
夜の喧噪、クラブシーン、雑踏、日常を膨大なカット数で綴り、富士フォトサロン新人賞を受賞した作品がついに写真集として発売。
選考委員から絶賛された気鋭の写真家が、自身の原点となるストリートで巡りあう、一瞬のシャッターチャンスに挑む。混沌、エロス、すべてを内包し、感性を揺さぶる本作品は、生きる、ということそのもののメッセージである。山田敦士 衝撃のデビュー作。

<帯文より>
この写真集を最後まで見た後、僕は人間の『生』を感じました。
一人一人の人生が、この中に沢山詰まっています。
人生とは、本当に素晴らしいものです。
MATSU (EXILE)


過去撮影したArtists/タレント
新垣結衣,岩佐真悠子,小倉優子,木村コウ,川村カオリ,倖田來未,甲本ヒロト,小西康陽,櫻井翔,佐藤隆太,スザンヌ,スピードワゴン,鈴木亜美,田島貴男(ORIGINAL LOVE),田中知之,戸田恵梨香,野本かりあ,福富幸宏,藤木直人,ヒカル(BOUNTY HUNTER),宮崎あおい,矢口真里,Base Ball Bear,EMMA,EXILE,Hi-Fi CAMP,JAFROSAX,JESSE,KEN ISHII,MOTOAKI,m-flo,RAM RIDER,Rio,UNDERGRAPH,UZUMAKI 他多数

本ブログ内にて、他のサイトから画像および、情報を流用させて頂いている場合があります。(写真展情報等) その際には記事内にリンクおよび、画像転載の旨を明記しています。著作権、肖像権には極力配慮して制作しています。

(C) Atsushi Yamada Photography 2007-2010 All Rights Reserved.
ブログ内検索
最新コメント
[09/07 Atsushi]
[09/07 Atsushi]
[09/02 MARILYN]
[09/02 たま]
[08/28 Atsushi]
最新トラックバック
バーコード
アクセス解析
Template by mavericyard*
Powered by "Samurai Factory"
忍者ブログ [PR]