
『PHOTOGRAPHERS SUMMIT 4』
開催日 2009/5/28(木)
開場19:00/開演19:30
入場料 1500円 (1ドリンク付)
場所 スーパーデラックス(西麻布)
限定300名開催
東京都港区西麻布3.1.25 B1F
T: 03.5412.0515 | F: 03.5412.0516
協賛:ブロンカラー/TAKE/Leaf/富士フイルム/PIXTA/ピクトリコ/MySpace/LIP SERVICE
※予約のないお客様の当日入場はできません。予約数、残りあとわずかです!!
写真のイベントではありますが、デザイナーさんやスタイリストさん、モデルさんなど、いろいろな業種の人たちに遊びに来ていただきたいです。学生さんも、もちろんOK。
お酒を飲みながら、カジュアルに写真に触れてもらえる集まりですので、ぜひお気軽にご来場ください。
当日はお客様が多いので、はやめのご来場を呼びかけていますが、じつは遅い時間まで残って頂くと、たくさんいろんな人たちをご紹介できます。
クリエイティブの輪を、広げていきましょう。
詳細は、WEBサイトにて
フォトグラファーズ・サミット http://phsmt.web.fc2.com
年一回発行のアートヌード誌『写GIRL』に、招待写真家として作品掲載されることになった。
http://shagirl.nichigei-s.com/shagirl.7.html
細江英公氏、杵島隆氏、沢渡朔氏といった巨匠陣と並ぶらしく、テンションがあがっています。
というわけで、撮影に協力していただけるモデルさんを募集します。
今回はヌードOKな方。
欧米ではアートとして認知されているNUDEですが、日本では地位が低いのが残念。
たんなる「ハダカ」として見られてしまう。
そんな考え方を、ぶっ壊したいと思っています。
「いま、生きてることの輝き」
いまを撮るって意味では、NUDEってファッション写真だと思う。
僕なりのファンキーでPOPな写真を撮影しようと思っています。
興味がある方は、ぜひ下記までお気軽にメールください。
yamadax645@yahoo.co.jp
(WEBサイトではフリーアドレスのみ公開しています。詳細については折り返しご連絡いたします)
*僕の作品WEBサイトはこちらです
山田敦士 http://www.atsushiyamada.com
ご応募、お待ちしています。

タイトルは『九州美少女写真館』(海鳥社)
A5判/400ページ 著者: 稲原豊命(いなはらとよのり)
稲原さんと出会ったのは、僕が二十歳の頃、まだ本格的に写真を始める前だった。
就職しない若者=フリーターという存在が異質で、メディアに叩かれていた頃、僕はオーストラリアを巡るバックパッカーの旅から戻ってきたばかりで、これからどうしようかと考えていた矢先だった。
郷里に戻ると、以前のバイト先であるパルコの宣伝部にいたS氏が退職し、雑誌を作っているという。
興味を持ち、遊びに行ってみることにした。
雑居ビルの最上階にある「編集部」は、稲原さんの事務所兼暗室だった。
酸っぱい酢酸のにおいと暗幕に覆われた部屋、そして近所で拾われてきた子猫が一匹。
壁には所狭しと、印画紙にプリントされた白黒写真が貼られている。
その薄暗い場所が僕と写真との、本格的な出会いだった。
二十代のはじまりは、自分が何者かになってやるとか、漠然とした夢だけがあったけど、どうすればそこに向かって行けるかなんて、具体的な目標はまったくなかった。
自分たちで雑誌をつくる。
しかもフリーペーパーではなく、商業出版物として通用するものを。
そんなチャレンジは、とても魅力的に見えて、毎日事務所に遊びに行っているうちに、いつの間にか雑用をやるようになった。
赤字で給料も出ないのに、変わってるよ。一日に何度も電話してきて、手伝いたいなんて。
そんなことを言って、面白がってくれた。
代表の稲原さんは写真家であり、新しく生まれた、僕たちの雑誌の編集長だった。
「君も写真を撮ってみたら?」
荷物持ちとして同行しているうちに、僕はすぐに中古の一眼レフを買った。稲原さんが持っているものと同じ、スチール製のキヤノン、A-1。70年代に一世を風靡したカメラだ。
「写真は習うものじゃないから」
感じるものだ、思うように撮ったらいい。
そんなこと言ったって、せめて露出ぐらい教えてくれてもいいじゃないかと思いながら、カメラ雑誌を読み、ハードコアバンドのLIVE撮影に通い、やがて夜のスナップを撮るようになった。
写真家は、繊細で、だけど気分屋で我がままな生き物だ、と知ったのもこの頃だ。
使っていいよと言われたモノクロの暗室に入り、火のように怒られたことがある。
マイルス・ディヴィスのレコードをかけながら、夜中にプリントをするその場所は、稲原さんだけの聖域だったからだ。
LIVEの写真をライトボックスで見ながら急に不機嫌になり、「音楽がまったく聞こえないぞ!撮り直しに行け!」と怒鳴られたことも一度や二度じゃない。
いつも『自分にしか撮れない写真を撮れ』とうるさく言われた。
僕は、誰にも写真を習わずにやってきた。
だけど、二十代の僕にとって唯一、「師」と呼べる存在があるなら、それは間違いなく稲原さんだ。
ずっといままで、そのことを認めたくなかった。
女手ひとつで育てられ、父親という存在を知らなかった僕にとって、それはきっと、子が親に反発するような気持ちだったのだと思う。
僕たちが創刊した雑誌はやがて軌道に乗り、東京にも進出した。Tokyo Graffitiという月刊誌だ。
いろいろなことがあり、僕は離れ、違う道を進むことになったけど、いまでもGraffitiには稲原さんの思想、精神が受け継がれている。
稲原さんは、何十年も前から街角に立ち、ペンタックス67で美少女を撮り続けている。
モノクロームの、やさしい視点。
長玉、望遠レンズ150ミリの絞り解放、頑固なまでに同じスタイルだ。
頑なで、絶対にぶれないこと。正面から向き合うこと。
その姿勢からは、写真家として、また人生にとって、一番大切なことを教えてもらったように思う。
いままで雑誌を作ってきたけど、いつか、写真集だけで採算が取れるような形を作っていきたいよね。
ひさしぶりに電話すると、明るく語っていた。
これからも、稲原さんは街角に立ち、撮り続けるだろう。
「美少女写真館」は、珠玉のポートレート集だ。
時代を超えた美少女たちの素顔。
少女は、やがて大人の女になり、母になる。
人生の合間の、一瞬の美しさが写し撮られている。
その美しさは、きっと永遠であり、普遍的なものだ。
書店で見かけたら、ぜひ手に取ってみてください。
http://www.kaichosha-f.co.jp/pages/oshirase/bisyoujyo-tirasi.jpg
JUGEMテーマ:写真

1時間半のインタビューの最後に「写真家になりたい若者に対して、メッセージを」と聞かれて、とまどってしまった。
そしていつの間にか、自分自身が若者と言われる世代ではなくなっていることに心の中で苦笑しながら、いろいろなことを思い出していた。
20代のおわりに、ひとりで東京に出てきたけどいきなり写真で喰っていけるわけもなく、高い壁に跳ね返されて、新宿のビックカメラでバイトしていた頃のこと。
一冊目の写真集「LOVE! LIFE! LIVE!」を出す前に、某音楽誌のアートディレクターに製本したブックを投げられ、「写真集?出版なんて無理だよ」と笑われ、突き放されたこと。
信じ続けること。
思いは伝わる、ということ。
いまの時代って、夢とか情熱とか、暑苦しいことはダサくて語っちゃいけないような雰囲気があるけど、僕はそういった普遍的な部分って、じつは昔から変わらないんじゃないかと思う。
時代が複雑になり過ぎ、見えにくくなっているけど、一度切りの人生なんだから、シンプルに生きた方がいいじゃないか。
僕は、そういうことを写真で伝えていきたいのかもしれないと思った。
4/25(土)、KKTの『ココSmile』という番組に出演します。
放送日時:4/25(土) 11:35~正午まで
『ココSmile』
http://www.kkt.jp/kokosmile/index.html
「熊本出身の頑張っている人たち」という特集コーナーの一部に出演します。
先日、東京まで取材に来て頂きました。
一時間半ほどのインタビューと、街角でスナップを撮っているシーンの収録でしたが、どのように編集されているか楽しみ。
地元オンリーの放送なので僕は見れませんが、熊本の方は是非。
ひさしぶりに、いやな気分になった。
撮影中、それほどシャッター切っていないのに「まだ撮るの!?」と言ったり、あからさまに他のスタッフに対しても、不機嫌な態度をとっていた。
このモデルさん,一年ほど前に撮った時にも同じようなことがあり、いやな気分にさせられたが、その時はたまたま機嫌が悪かったのかな...と思っていた。
だけどおそらく、他の現場でも、同じような態度を取っているのだろう。
それなりに売れてる子ではあるけど、撮影現場は人と人とのつながり。
彼女は「わたしは一般人とは違う」とでも言いたげな態度だった。
それを見て、僕は悲しくなってしまった。
有名無名だとか、そんなことは関係ない。
僕は、ニンゲンを撮りたいし、その人が持つ本来の美しさ、本質に、迫っていきたい。
被写体の、心を撮りたいと思う。
いままでの写真人生の中で、一万人以上は撮っただろうか。
それだけのたくさん人たちを撮り続けていると、写真家なんて、ある意味、使命感を持ったカウンセラーみたいなもんである。
その人の心の器がどれほどのものかなんて、一瞬にしてわかってしまう。
ニンゲンが持つ、底知れぬ魅力に惹かれるからこそ、写真を撮り続けるんだ。
今日撮った子よりも、おばあちゃんの、そこ抜けに明るい笑顔の方が、はるかに美しいと思った。
ふと気付いた時に、周囲に群がっていた人たちが離れていく時がくる。
彼女はいつか、そのことに気付くだろうか。

作品WEBサイトはこちら
http://www.atsushiyamada.com
<プロフィール>
写真家。95年渡豪、路上の人々を撮り始める。帰国後、フリーランスへ。ファッション、グラビア、広告など幅広く活躍中。
富士フォトサロン新人賞2006受賞。
月刊コマーシャルフォト『100 PHOTOGRAPHERS』選出 (2007,2008)
月刊コマーシャルフォト別冊『PHOTOGRAPHERS FILE』掲載 (2009,2010)
その他、各メディアにて作品掲載多数。

1st 写真集『LOVE!LIFE!LIVE!』
全国書店にて発売中
(160P 1500円・税別)
送料無料! 画像をクリック
~Amazon 紹介文より~
夜の喧噪、クラブシーン、雑踏、日常を膨大なカット数で綴り、富士フォトサロン新人賞を受賞した作品がついに写真集として発売。
選考委員から絶賛された気鋭の写真家が、自身の原点となるストリートで巡りあう、一瞬のシャッターチャンスに挑む。混沌、エロス、すべてを内包し、感性を揺さぶる本作品は、生きる、ということそのもののメッセージである。山田敦士 衝撃のデビュー作。
<帯文より>
この写真集を最後まで見た後、僕は人間の『生』を感じました。
一人一人の人生が、この中に沢山詰まっています。
人生とは、本当に素晴らしいものです。
MATSU (EXILE)
過去撮影したArtists/タレント
新垣結衣,岩佐真悠子,小倉優子,木村コウ,川村カオリ,倖田來未,甲本ヒロト,小西康陽,櫻井翔,佐藤隆太,スザンヌ,スピードワゴン,鈴木亜美,田島貴男(ORIGINAL LOVE),田中知之,戸田恵梨香,野本かりあ,福富幸宏,藤木直人,ヒカル(BOUNTY HUNTER),宮崎あおい,矢口真里,Base Ball Bear,EMMA,EXILE,Hi-Fi CAMP,JAFROSAX,JESSE,KEN ISHII,MOTOAKI,m-flo,RAM RIDER,Rio,UNDERGRAPH,UZUMAKI 他多数
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