ありがたい限りです。
でもごめんなさい、ひとことだけ言いたい。
「こんばんわ。○○って言います。
ブログ見ました。アシスタントやりたいです。」
こんなメールがあまりにも多いので残念。
こちらが丁寧に返信しても、まともな返事が返ってこなかったりして、さすがに疲れてきた...。
若いから?とか、そんなのが理由だとは思いません。僕は、十代の時から夜遊びばっかりで素行は悪かったけど、礼儀とか、最低限のことはきちんとしてたし、だからこそ上の世代にはかわいがってもらった。
写真を仕事にしたいと思っている人、アシスタントをやりたい人は、履いて捨てるほどいます。
職業カメラマンも、数えきれないぐらいたくさんいるし、これから10年で、もっと淘汰されるでしょう。生き残れる人は、わずかかもしれません。
プロの世界は厳しいですが、メールもきちんと書けないような人は問題外。どんな業界でも通用しないでしょう。
クリエイターの世界では『ウデがよければ人間性は二の次』とか言うこともあるけど、僕はそうは思わない。
技術を学ぶ以上に、人間的にも成長してほしい!と思います。
応募する人は、最低限のことを守って、メールしてください。
みんなで手足を持ち上げ、ソファの上に寝かせている。僕はやや席が遠かったので気付いたのが少し遅く、傍観者になるしかなかった。
救急車って待ってる間は長く感じるもんだな。隊員も意外とのんびり車両を降り、てくてくと歩いてくる。まるでガスメーターの点検か何かのようで、あまり緊張感はなかった。
やがてタンカが運ばれ、気を失った人が持ち上げられ運ばれる。ひとりで来ていたから付き添いはいない。
運ばれたあとは、わりと事務的に、店員がササッとテーブルをもとあった位置に並べ替えて、ほんの15分後には、まるで何事もなかったかのようだ。
あぁ何だか東京ってやはり変な街だなと思う。
おととい、第3回のフォトグラファーズ・サミットが無事終了し、いろいろな意味で今後の展望も見えてきた。
正直、昨年一年はイベントを軌道に載せるために、時間も労力も相当とられて大変だったけど、今後は少しずつ、本来の自分個人の写真家活動にシフトしていこうと思っていたタイミングでの仕事の相談。
丸一日撮りおろしで、スタジオなど撮影場所から、スタイリングやヘアメイクなどすべて僕のテイストで自由に撮ってほしい、というすごくやりがいのある撮影になりそう。
飲みながら、いろいろといい話ができたと思う。
なにより、ひさびさに本気の熱い『編集者魂』を持っている人と出会えたのが嬉しかった。
僕も、自分が写真でやりたいことを、いつの間にか熱く語っていたような気がする。
どんな仕事でも、情熱を持ち続けるのが一番難しい。
カメラマンやデザイナー、編集者をはじめとしたクリエイティブ職は特にそうだ。やりたいことがあったとしても『現実の壁』があって、跳ね返されることが多い。クライアントやコンセプト、反響、売り上げ、部数...すべてがデータ化され、効果測定されてる世の中では、やりたいことを主張するより、型にはまった仕事を淡々と流していく方が楽だ。
だけど、それでいいんだろうか?やっぱり、最後は情熱を信じたいし、そういうものが人の心を動かしていく、世界を変えていくと信じたい。
だからこそ、僕は写真を撮り続けるんだと思う。
明日からさっそくロケハン開始だ。
好評のイベント『フォトグラファーズ・サミット』第3回の詳細が決定。
おかげさまで来場者が増え、会場をより広い場所へ移してますますパワーアップ。
1/27(火)、西麻布スーパーデラックスにて、200名以上の規模で開催します。
ゆったりした雰囲気で、お酒を飲みながら...写真を楽しめるイベントへと進化する予定。
公式WEBサイトもできました。
(来場希望の方は、サイトよりお申し込みください)
今回の目玉は、広告写真対決企画。
世界規模のSNS、『MySpace』のバックアップにより、『MySpace』という企業ブランドをテーマに、フォトグラファーやアートディレクター、編集者などがチームを組み、それぞれが考える新しい広告案を撮影、発表します。
MySpace上にも、Photographers Summitの専用ページができました。
登録ユーザーは、フレンド申請をお願いします。
Photographers Summit (MySpace特設ページ)
また、イベント当日は雑誌『PHaT PHOTO』のスタッフも来場参加予定。フォトグラファーに関わらず、クリエイティブなものが好きな人たちが集まるエッジのきいた場所にしていきたいので、作品も是非お持ちください。
詳細情報は、近日中にUPいたします。
作品WEBサイトはこちら
http://www.atsushiyamada.com
<プロフィール>
写真家。95年渡豪、路上の人々を撮り始める。帰国後、フリーランスへ。ファッション、グラビア、広告など幅広く活躍中。
富士フォトサロン新人賞2006受賞。
月刊コマーシャルフォト『100 PHOTOGRAPHERS』選出 (2007,2008)
月刊コマーシャルフォト別冊『PHOTOGRAPHERS FILE』掲載 (2009,2010)
その他、各メディアにて作品掲載多数。

1st 写真集『LOVE!LIFE!LIVE!』
全国書店にて発売中
(160P 1500円・税別)
送料無料! 画像をクリック
~Amazon 紹介文より~
夜の喧噪、クラブシーン、雑踏、日常を膨大なカット数で綴り、富士フォトサロン新人賞を受賞した作品がついに写真集として発売。
選考委員から絶賛された気鋭の写真家が、自身の原点となるストリートで巡りあう、一瞬のシャッターチャンスに挑む。混沌、エロス、すべてを内包し、感性を揺さぶる本作品は、生きる、ということそのもののメッセージである。山田敦士 衝撃のデビュー作。
<帯文より>
この写真集を最後まで見た後、僕は人間の『生』を感じました。
一人一人の人生が、この中に沢山詰まっています。
人生とは、本当に素晴らしいものです。
MATSU (EXILE)
過去撮影したArtists/タレント
新垣結衣,岩佐真悠子,小倉優子,木村コウ,川村カオリ,倖田來未,甲本ヒロト,小西康陽,櫻井翔,佐藤隆太,スザンヌ,スピードワゴン,鈴木亜美,田島貴男(ORIGINAL LOVE),田中知之,戸田恵梨香,野本かりあ,福富幸宏,藤木直人,ヒカル(BOUNTY HUNTER),宮崎あおい,矢口真里,Base Ball Bear,EMMA,EXILE,Hi-Fi CAMP,JAFROSAX,JESSE,KEN ISHII,MOTOAKI,m-flo,RAM RIDER,Rio,UNDERGRAPH,UZUMAKI 他多数
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